Flee to free!!

アメリカの首都ワシントンへ
ワシントンのある地域にはには1館1館の規模が日本の国立博物館程ある博物館や美術館が数十館集まっている


しかもそれら大規模な博物館や美術館はその殆どが無料なのだ
博物館や美術館好きの俺には最高な街だった

と言っても美術館や博物館を廻るというのは凄く疲れる遊びだ
とてもじゃないが2、3日ではすべての博物館や美術館を廻る事はできない

俺が出向いた美術館や博物館は記憶にあるだけで10件くらい

スパイ博物館は写真撮影禁止だったのでブログには載せる事ができないのが残念

少し子供向けな博物館だったが、ナチスドイツのスパイ活動記録や武器、東ドイツから西ドイツへ亡命する為の工作記録、スパイ適性診断等おもしろかった

英語がもう少し堪能ならもっと楽しめた気がする・・もしスパイ博物館へ行かれる方は要英語力です

ホロコースト博物館も確か撮影禁止だった、こちらも残虐で印象深い博物館だった

戦争時代犠牲になった人達がいたから現代の平和があるのだと感じた




































スミソニアン協会の中でも最も人気の高い国立自然史博物館へ
ティラノサウルスの骨！

























































































彫刻の庭





































街の中心部から離れた住宅街で見付けたオブジェ













































国立航空宇宙博物館へ
本物のジャンボ機の機体



































ジャンボ機のコックピット部分




































最新のアメリカの軍事機等も展示中
無人偵察機



































アメリカの戦闘機




































本物のゼロ戦
太平洋戦争の展示はあまり人気がなかった・・・




































アメリカ空軍歴代の戦闘服やヘルメット

ワシントンのビジネス街
この周辺は好きな街だった（少々インテリ色が濃かったが）











































モネの有名な絵画











































ゴッホの自画像
確かこの絵はフランスでもニューヨークでも見た気がする・・・
一体本物は一般公開されているのだろうか・・


































ピカソの絵だ
ここの美術館には数え切れない程の絵画が飾ってあったが、ピカソの絵は独特なオーラを放っていた



好みの問題もあるのだろうが、モネ、ゴッホ、スーラー、ロートレック、ピカソ等の絵には吸い寄せられる様に見入った覚えがある




特にこのピカソの絵はもの凄いきれいだった
ピカソは尋常でない色彩感覚を持っていたのだとこの絵を見ると解った



現実の色彩とは比べられない程美しい色彩・輝きをピカソの目は捉えていたのではないか。
この絵を見ているとそんなピカソの色彩感覚が自分にも少し乗移る。

でも絵から目を離すと現実の色彩が自分の目に入り、現実の色彩に失望すら抱く。

ピカソはその人生からも分かる通り恐ろしい存在だ




ピカソのキュビズムは好きでもないし理解もできないが青の時代や印象派時代のピカソの絵はめっちゃ好きだ

おそらくピカソ本人はキュビズム時代の絵画の方が断然好きだろうけど。
キュビズム時代の絵画へのアプローチや挑戦は凄いと感じるが。





ここで人知れず俺の好きな画家発表！！笑

・ピカソ（青の時代・印象派時代）
・モネ
（なんて日本人好みな人選！）
・鴨居　玲
　
　と言った感じ

リンカーン記念館





































宿までの道に大きなモンローの看板





































この日はメキシコ料理を食べる
空腹だったのもあり、かなり美味しかった





































ワシントンのメトロはめっちゃきれいで、駅や電車も近未来的でカッコ良かった




































俺の泊まったホステル
狭い部屋に３段ベッドが３つ・・・9人もの人間が押込まれるという具合

俺が寝たのは3段ベッドの1番上のベッド、寝返りなどうってベッドから落ちれば下手すると死ぬんじゃないか？って程の高さ・・・






どこのホステルでも、ホステルに泊まる旅人はみんなマナーの良い人達だった
旅人の最低条件ってもんだな

ホワイトハウス
俺がワシントンを訪れた当時はブッシュ大統領

911以来、ホワイトハウス内への見学ツアーは中止されている





































朝鮮戦争のモニュメント





































朝鮮戦争で戦った兵士の姿
１人１人の兵士の表情や目が虚ろ

こんな目をした兵士が大勢いる戦場とは悲惨なものだろう
１度でもこんな目になってしまった人は戦争が終わった後の人生でも
こんな悲痛な目をいつもどこかに抱えているのではないだろうか


個人的には朝鮮戦争の歴史は全然知らない
日本が敗戦した太平洋戦争の事はよく知っている
隣の国の戦争に今まで関心がなかったのは・・・恥ずかしい話だ




































「FREEDOM  IS  NOT  FREE」の言葉が重く響く

朝鮮に米ソが介入してきて、米ソによる勝手な「終戦後の自由」をおしつけられ真っ二つに分裂した朝鮮

今この「先進国が押し付けた解放（自由）」が原因のテロや紛争が世界中で起こっているのではないだろうかと思う


日本も敗戦後、一歩間違えれば分割された国になっていただろう
少し歴史が違えば西日本と東日本は他国になっていたかも知れない（地方分権どころではない！！）

※この「もしも」についてはリアルな社会に起こりうる壮大な話を独特の感性で表現出来る作家、村上龍の「5分後の世界」という小説が上手く表している。とてもおもしろい小説なのでオススメだ


5分後の世界についてのwiki↓
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%94%E5%88%86%E5%BE%8C%E3%81%AE%E4%B8%96%E7%95%8C

メトロから地上に出るまでのエスカレーター、かっこいい





































金ピカに輝く何かの銅像




































ワシントンで夜の散歩中に出くわしたどろどろに溶けている動物？




































巨大美術館と博物館を地下で繋ぐトンネル
SF映画みたいだ



































ワシントンという街をなぜ気に入ったかというと、数々の博物館、美術館がある事とそれらの博物館や美術館、主要な公共施設に取り囲まれるように長方形に広がるこの写真の公園がとても好きだからだ



































興味のある博物館へは行き尽くした。
でもいかにも外国的なこの公園を味わうだけでも、再度ワシントンに行く価値はある気がする